道頓堀界隈

戎橋

 心斎橋筋商店街を南下するとアーケード街が終わり、グリコの看板で有名な戎橋、道頓堀に辿り着きます。

 戎橋は橋自体はとても小さいですが、その周りの派手な看板が観光名所となっているほか、南北の心斎橋筋商店街と東西の道頓堀が交差する場所でいつも多くの人で賑わっており、また阪神タイガースが優勝するとこの戎橋から道頓堀川に飛び込む人が出てくることで有名です;

 戎橋
戎橋

道頓堀川

 戎橋が架かる道頓堀川。近年川の両サイドが歩けるように整備され綺麗になりました。

道頓堀川
道頓堀川

道頓堀

 道頓堀川の南側に、川沿いに東西に伸びる道頓堀の繁華街。角にあるかに道楽をはじめ、派手で面白い看板が多く、「ザ・大阪」を感じさせる通りとなっています。

道頓堀
道頓堀

 大阪王将の看板。立体的です(笑)大きな餃子がこぼれ落ちそうです。

 こちらは回転寿司屋の看板。ここではどのお店も競うように派手な看板を出しています(笑)

 道頓堀にいくつか店を構える金流ラーメン。丼が傾いていますが、完食したから大丈夫なのでしょう(笑)

 薬局のツルハドラッグまでこの道頓堀看板戦争に参戦。全国展開しているツルハドラッグですが、お馴染みの鶴のマークが飛び出ているのはおそらくここだけでしょう(笑)ここ道頓堀は目立ってなんぼの厳しい世界なのです。

 この神戸牛のお店に至っては、スパイダーマンがホタテを襲うなど、もはや意味が分かりません(笑)何でもありなのがここ道頓堀なのです。

くいだおれ

 道頓堀にあるくいだおれの店。ここはかつては道頓堀を代表するお店でしたが、2008年に閉店し、今は1階のみお土産屋さんとして営業しており、かつてここにあった大阪名物「くいだおれ太郎」は、くいだおれ閉店に伴い別の場所に移ったそうです。くいだおれ太郎は一体どこに行ってしまったのでしょうか。

くいだおれ
くいだおれ

くいだおれ太郎

 ・・・と思ったら「くいだおれ」から東へ50ⅿほど行ったところの「中座くいだおれビル」というところにいました(笑)かつて「くいだおれ」で見せていたりりしい眉毛は健在で、引き続きその眼鏡の奥のつぶらな瞳で道頓堀を見守り続けます。

 ちなみにこのビルはかつてくいだおれ太郎のいた「くいだおれ」とは関係がないとのことです。

くいだおれ太郎
くいだおれ太郎

大阪松竹座

 道頓堀の派手な看板達の印象が強すぎてあまり目立ちませんが(笑)、西側に少し歩くとヨーロッパ風の荘厳な建築物があります。これは大阪松竹座で、1923年に日本初の鉄筋コンクリートの映画館として完成したそうです。今の建物は1997年に再建されたものだそうですが、外観は当時のもので、今も演劇場として使われています。

大阪松竹座
大阪松竹座

竹本座跡

 道頓堀のかに道楽の向かいに、「竹本座跡」と書かれた碑が建物の間にひっそりと立っています。

 竹本座とは江戸時代に竹本義太夫という役者が開いた演劇小屋で、主に近松門左衛門の人形浄瑠璃を興行して大成功を収めたそうです。

竹本座跡
竹本座跡

法善寺横丁

 道頓堀の通りから1つ南に行った通りに、法善寺横丁という風情のある横丁があります。

 ここも大阪ミナミの名所の1つですが、どちらかと言うと年配のベテランの方向けで、賑やかな道頓堀のすぐ近くにあるのにもかかわらず石畳の落ち着いた、いわば京都のような雰囲気のある通りとなっており、串カツ屋や居酒屋の名店が多いそうです。大阪出身の作家・織田作之助の小説「夫婦善哉」の舞台としても有名です。

法善寺横丁
法善寺横丁

法善寺

 法善寺横丁の南側にある法善寺。ここはもともと千日念仏を行っていたことから千日寺と呼ばれ、近くにある「千日前」という地名はこの法善寺の門前であることに由来するそうです。

法善寺
法善寺

日本橋

 道頓堀から東へ400ⅿほどいくと堺筋にあたり、この堺筋において道頓堀川に架かっている橋は日本橋と呼ばれます。

 日本橋と言えば東海道始まりの地である東京都中央区にある橋ですが、実は大阪にも日本橋があり、しかしここの日本橋は東京の日本橋ほど重宝されていないようで、その存在感は心斎橋筋の戎橋にかなり劣っています;

日本橋
日本橋

贈従五位 安井道頓 道卜紀功之碑

 堺筋の日本橋の北詰に、「贈従五位 安井道頓 道卜紀功之碑」と書かれた大きな碑があります。

 安井道頓(やすいどうとん)というのは豊臣秀吉の命により大阪城の外堀の改修などを行った人物で、この付近の道頓堀はこの安井道頓により造られたことからその名が付いているそうです。

 贈従五位 安井道頓 道卜紀功之碑
贈従五位 安井道頓 道卜紀功之碑

宗右衛門町

 堺筋日本橋の北西側は宗右衛門町と呼ばれる界隈で、江戸時代にこの界隈を改修した山口屋宗右衛門という人の名にちなんで名付けられたそうです。

 宗右衛門町
宗右衛門町

国立文楽劇場

 堺筋日本橋から南東へ250ⅿほど行ったところにある国立文楽劇場。ここでは大阪伝統の人形浄瑠璃や文楽の他、漫才や落語が行われることもあるそうです。

 国立文楽劇場
国立文楽劇場

二ツ井戸

 国立文楽劇場前にある二ツ井戸。江戸時代、この界隈に二つ並んだ珍しい井戸があり、それが復元されたものだそうですが、「え?それだけ?」という感じもします;

二ツ井戸
二ツ井戸