東京のシンボル・東京タワーのふもとにある芝公園は、東京タワーを含めドラマのロケ地によくなっている他、増上寺や東照宮など多くの史跡があります。
そして芝公園の西側にそびえ立つ東京タワー。この東京タワーの正式名称は「日本電波塔」らしく、東京オリンピック前の1958年に電波塔兼展望台・観光名所として建設されました。昼間見るこの赤と白のビジュアルはお馴染みすぎるのかただの大きい電波塔という感じですが;、夜見るとやはり綺麗で、スカイツリーができてからも未だに存在感を放ち続けています。
芝公園から東へ500mほど行ったところにある港区立エコプラザという施設の前に、福沢・近藤両翁学塾跡があります。
ここは福沢諭吉が蘭学塾を築地から慶応4年(1868年)に移転させた場所で、塾名を移転した元号にちなんで慶應義塾と名づけたそうです。その後慶應義塾は今の慶應義塾大学のある三田に移転することになります。
また慶應義塾が移転した後、近藤真琴という人がここに攻玉社という塾を開いていたそうです。
JR浜松町駅のすぐ東側に、旧芝離宮恩賜庭園があります。
ここはもともと江戸時代初期に老中・大久保忠朝という人の庭園でしたが、その後紀州徳川家や皇族有栖川宮家のものとなり、最終的に宮内庁が買い上げて恩賜庭園となったそうです。
旧芝離宮恩賜庭園のすぐ南側に、ガス創業の地碑があります。
ガス事業は明治6年にこの地で開始されたそうで、この碑のすぐそばには東京ガスのビルが建っています。