上野駅
東北方面からの列車は今でこそ東京駅にも行きますが、昔は上野駅が終着駅だったようで、今の上野駅にもその名残があるのが味わい深いです。
上野駅の東北方面へ向かうホーム。2階には昔からある線路があり、その後その上に屋根を被せたような造りになっています。
東北方面に向かうホームにある石川啄木の碑。「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」と書かれています。
詩人・啄木は岩手県盛岡市の出身ですが、東京にいた頃、たまに故郷が懐かしくなり、ここ上野駅に故郷の空気を感じにきていたのでしょうか。
「あゝ上野駅」の碑
上野駅の南側に、「あゝ上野駅」の碑が立っています。
「あゝ上野駅」は1964年に発売された井沢八郎という人の歌で、その歌詞は当時の高度経済成長期に集団就職で上京してきた若者達のことを歌っているそうです。
また上野駅にはジャイアントパンダもいました。結構な大きさです（笑）
